遠近両用コンタクトの値段相場|月額・年間コストの目安を4製品で試算

遠近両用コンタクトの値段相場|月額・年間コストの目安を4製品で試算
遠近両用 / 値段・費用相場

「遠近両用コンタクトって、普通のコンタクトより高いの?」「月にいくらかかるんだろう?」——老眼を自覚して遠近両用への切り替えを考え始めると、まず気になるのが値段です。

ところが検索しても製品ごとの価格がバラバラに出てくるだけで、月額・年間でいくら見ておけばいいのか という肝心の相場感がつかみにくいのが実情。費用の見当がつかないまま眼科に行くのは不安ですよね。

当サイトは遠近両用コンタクト主要4製品の実売価格を継続的に調査し、比較記事完全ガイドを公開しています。この記事では、その実売価格データをもとに 月額・年間コストの目安レンジ値段が決まる仕組み装用日数別のシミュレーション をまとめました。

先に結論です。両眼・毎日装用でレンズ代は月額約1,700円〜6,900円、年間で約2.1万円〜8.3万円 が目安。幅の理由は本文で解説します。

結論:値段相場は月額約1,700円〜6,900円(両眼・毎日装用)

遠近両用コンタクトのレンズ代は、主要4製品の実売価格から試算すると次のレンジに収まります。

※両眼・毎日装用、通販(アットレンズ)の2026-07 時点・税込送料込の価格ベース。装用頻度が少ない方(週数回など)は1箱/月=上記の半分程度が目安です。眼科の検査費用・ケア用品代は別です。

同じ「遠近両用」でも、月額に 4倍以上の開き があります。この差を生むのは製品の善し悪しではなく、主に 交換サイクル(1day か 2week か) です。次の章で値段が決まる要素を分解します。

遠近両用コンタクトの値段が決まる3つの要素

要素1:1day か 2week か(値段の最大の分かれ目)

値段を最も大きく左右するのは交換サイクルです。

「安さの2week、手軽さの1day」という構図は、遠近両用でも通常のコンタクトと同じです。使い勝手の違いも含めた詳しい比較は1dayと2weekの違いの記事にまとめています。

要素2:製品グレード(素材・設計)

同じ交換サイクルでも、レンズの素材や光学設計で価格は変わります。たとえば1day同士でも、シリコーンハイドロゲル素材(酸素をよく通す素材)を使った製品と従来素材の製品では価格差があります。

ただし後述のとおり、主要4製品での グレードによる価格差は月額数百円レベル。1day/2weekの差(月額数千円)に比べると小さいので、素材や設計は「値段」より「目との相性」で選ぶのが現実的です。

要素3:購入チャネル(眼科併設店・量販店・通販)

同じ製品でも、どこで買うかで価格は変わります。一般に、眼科併設の店舗より通販のほうが安い傾向があります。

ただし通販は店舗ごとに価格も運営体制もバラつきが大きく、最安値だけを追うと正規流通かどうかの確認が疎かになりがち です。チャネル選びの注意点は正規流通の見分け方の記事で解説しています。

なお、どのチャネルで買う場合も 眼科での検査・処方が前提 です。度数や加入度数(手元用の補正量)が合わないレンズは、安く買えても使えません。

主要4製品の実売価格で見る相場感

相場感をつかむには実際の販売価格を見るのが早道です。国内で流通する主要4製品の、通販サイト「アットレンズ」での実売価格(2026-07 時点・税込送料込)を並べました。

項目
ワンデーアキュビューモイスト マルチフォーカル
マイデイ マルチフォーカル
2WEEK メニコン プレミオ 遠近両用
バイオフィニティ マルチフォーカル
装用期間 1day 1day 2week 2week
1箱の内容 30枚(片眼約1ヶ月) 30枚(片眼約1ヶ月) 6枚(片眼約3ヶ月) 6枚(片眼約3ヶ月)
1箱価格 ¥3,260 ¥3,452 ¥2,700 ¥2,611
両眼・月額目安 約¥6,520 約¥6,904 約¥1,800 約¥1,741
両眼・年間目安 約¥78,200 約¥82,800 約¥21,600 約¥20,900

※月額・年間は 両眼・毎日装用 を前提に「1dayは両眼で月2箱(1ヶ月30日換算)」「2weekは1箱=片眼約3ヶ月分として両眼で年8箱」で試算。装用頻度が少ない方(週数回など)は1箱/月=上記の半分程度が目安です(1day30枚は両眼で約15日分、2week6枚は両眼で約1.5ヶ月分)。価格は変動するため、最新価格は販売ページでご確認ください。

この表から相場感を一言でまとめると、こうなります。

4製品それぞれの特徴(素材・加入度数の段階数・向いている人)は遠近両用コンタクトおすすめ4選の比較記事で詳しく解説しています。

年間コストシミュレーション(両眼・装用日数別)

毎日コンタクトを着けるとは限りません。「仕事の日だけ」「休日の外出だけ」という使い方なら、年間コストは大きく変わります。装用日数別に試算しました。

使い方 モイスト(1day) マイデイ(1day) プレミオ(2week) バイオフィニティ(2week)
毎日装用 約¥78,200/年 約¥82,800/年 約¥21,600/年 約¥20,900/年
週5日(年260日) 約¥56,500/年 約¥59,800/年 約¥21,600/年 約¥20,900/年
週2日(年104日) 約¥22,600/年 約¥23,900/年 約¥21,600/年 約¥20,900/年

※1dayは「装用日数×2枚」の枚数単価で試算(箱単位購入のため実際は多少前後します)。2weekは開封後、装用日数にかかわらず約2週間で交換するのが原則のため、使用頻度が下がっても年間コストはほぼ変わらない前提で試算しています。

この表のポイントは2つです。

1つ目:毎日使うなら2weekが圧倒的に安い。 年間で約6万円もの差がつきます。コスト最優先なら2week一択です。ただし2weekは洗浄・保存液の費用が別途かかり、毎日のケアの手間も発生します。

2つ目:使用頻度が低いなら1dayとの差は縮まる。 2weekは「使った日数」ではなく「開封からの日数」で交換するため、週2日しか使わなくてもコストはほぼ定額です。週2日程度の使用なら1dayとの年間差は1〜3千円程度まで縮まり、ケア不要・毎回新品という1dayの衛生メリットが相対的に大きくなります。

つまり「何日使うか」で損益分岐が変わります。眼鏡と併用して装用日数が少ない方は、値段だけで2weekと即断しないのがおすすめです。

レンズ代以外にかかる費用も忘れずに

年間予算を立てるときは、レンズ代以外の費用も見込んでおきましょう。

遠近両用コンタクトを安く買うには?

相場感がつかめたら、次の関心は「同じ製品をどこで買うと安いか」だと思います。

結論だけ先に言うと、製品と度数が決まっている(=眼科で処方を受けた)なら、正規流通の通販でリピート購入するのがコストを抑えやすい 方法です。ただし店舗ごとの価格差・送料・ポイント還元・販売業許可の有無まで見ないと、最安に見えて実は割高だったり、信頼性に不安のある店舗を選んでしまったりします。

チャネル別の具体的な価格比較と「どこで買うのが一番お得か」は、次の記事で詳しく検証しています。

遠近両用コンタクトはどこで買うと安い?販売店別の価格を比較

よくある質問

遠近両用コンタクトの値段は、月いくら見ておけばいい?

両眼・毎日装用のレンズ代で、1dayなら月6,500〜6,900円、2weekなら月2,000円弱(+ケア用品代)が目安です(主要4製品の2026-07 時点の通販実売価格ベース)。装用頻度が少ない方は上記の半分程度が目安です。これに眼科の検査・定期検診の費用が加わります。

1dayと2week、結局どちらが安い?

毎日使うなら2weekが圧倒的に安く、年間で約6万円の差がつく試算です。ただし2weekは使用頻度が低くても開封から約2週間で交換するため、週2日程度の使用なら1dayとの差は1〜3千円程度まで縮まります。装用日数とケアの手間も含めて選ぶのがおすすめです。

値段以外では何を見て選べばいい?

素材(酸素透過性)、加入度数の段階数(老眼の進行に合わせやすいか)、UVカットの有無などが比較ポイントです。製品ごとの違いは比較記事と完全ガイドで解説しています。いずれの場合も、最終的な度数・加入度数は眼科での検査に基づいて決めてください。

まとめ:まず費用感、次に「どこで買うか」

遠近両用コンタクトの値段相場をまとめます。

費用感がつかめたら、次のステップは2つです。まだ製品を決めていない方は完全ガイド4製品の比較記事へ。製品の目星がついた方は販売店別の価格比較で、どこで買うと安いかを確認してください。

そして繰り返しになりますが、コンタクトレンズは高度管理医療機器です。購入前に必ず眼科で検査・処方を受け、装用開始後も定期検診を受けてください。

今すぐ実売価格を確認したい方は、本記事の試算のベースにした通販サイトの販売ページからどうぞ。

アットレンズで遠近両用レンズの実売価格を見る